機械仕掛けの鴉製作者のブログです。
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【作品名】 「アナザーノート ロサンゼルスBB殺人事件」 by 西尾維新
【本格力】 ★★☆☆☆
【驚愕度】 ★★☆☆☆
【論理力】 ★★★★☆
【文章力】 ★★☆☆☆
【物語性】 ★★☆☆☆
【独創性】 ★★★★☆
【自己評】 6点
【備考欄】ひとつひとつ組み上げた端整なロジックと、
虚をついた論理パズルが美しい絵を完成させている。
小説版を読む前に漫画版は必読(少なくとも第一部は最後まで読んでおくこと)。
だが、どんでん返しは個人的にイマイチ。
抱いた印象は、やっぱこの人ミステリ書けるじゃないかということ。
西尾については、クビシメから超人バトルものばかり書いてるって噂なので、ゲンナリして離れていたんですが……こりゃ見直す必要がありそうですね。
ロジックは非常にスマートで決まっているし、 ラストの展開よりもむしろ途中の南空の推理が僕好みで唸らされた。
鼻につくオタクっぽい記述だって、それほどマイナスにはならないんですが、むしろ問題は他にある。
どんでん返しがフェアプレイを逸脱していることです。
以下はネタバレです。読了後にどうぞ。
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【作品名】 「神様ゲーム」 by 麻耶雄嵩
【本格力】 ★★★☆☆
【驚愕度】 ★★★★☆
【論理力】 ★★★☆☆
【文章力】 ★★★☆☆
【物語性】 ★★☆☆☆
【独創性】 ★★★☆☆
【自己評】 7点
【備考欄】 ミステリーランドで「子供に読ませたくない」「読後感最悪」などと
あちこちで話題になっている本書であるが、しかし、この悪魔的展開こそが
麻耶雄嵩ブランドの凄みであるとも言える。
例え子供だろうが知ったことか、容赦なく救いのない結末に突き落とす。
夢も希望もなく、ただ現実の名の下に……。
ああ、しかしそれでも本格であるかどうか評価の一部分に当てはめている自分としては、やはりこの点を高評価せざるを得ない。
予測は困難、しかしあくまで裏切り続ける悪魔の展開に唖然。
同時期に浦澤先生の20世紀少年を読んでいたこともあって、こどもっぽさが不思議とシンクロしてしまった。
ベクトルはまったく違った方向に向いているんだけど(笑)。採点は高めの7点。
買ってしまいました。何だかんだ言ってデスノートといったらひきつけられてしまう自分が憎くなります。まだ積読本が一杯ある上、ゲーム製作も死ぬほど切羽詰っているって言うのに……。
西尾については、クビシメから超人バトルものばかり書いてるって噂なので、ゲンナリして離れていたんですが……。
ちょっと読んでみると、文章がだいぶ変化してますね。デスノの雰囲気に合わせたんでしょうけど……戯言の時にあった繰り返しの言い回しとかが無くなっていて良くなってます。
流石にデスノートとのコラボレーションとくれば、ノート以外に超常現象的な存在はでてこないでしょうと。例えば超能力とかテレパシーとか、特殊な戦闘とか、そんな色々な垢は綺麗サッパリ洗い流された内容であることを願って積んでおきます。
じゃすうさんがオススメしていた作品をやっと本屋で発見したので、購入→読破しました。
いやー面白かったです。ジュリアンみたいな探偵はあまり見ないので、新鮮でした。キャラとしても面白い。
【作品名】 「ブードゥーチャイルド」 by 歌野晶午
【本格力】 ★★★☆☆
【驚愕度】 ★★☆☆☆
【論理力】 ★★★★☆
【文章力】 ★★★★☆
【物語性】 ★★★★☆
【独創性】 ★★★☆☆
【自己評】 7点
【備考欄】 序章を読んだ時のワクワク感は高く、HP仕立てってのも洒落てますね。
掲示板の殺伐度は、現実のインターネットよりも幾分か弱められている感じで、
いつの時代の出版かはわかりませんが、もう少し議論の中に荒らしなども入れて
かき回したら面白かったんじゃないでしょうか。
I/Oなんか酷い(褒め言葉で、ある意味けなし言葉)ですから。
真相は途中でわかりましたが、ほとんどの伏線が収束しているのがいいですね。
難点は、章の終りにある母親の語りがあまりにもわかりやすすぎることかな。
ちなみにテンションの浮き沈みは、
ブードゥーが最初あたりから最後まで好調をキープしているが、全体的に平板な道筋と言う感じ。
葉桜は読みはじめからいきなりテンションが下がり、ある地点で詐欺的な上昇を試みます。
読んでて楽しかったのは葉桜ですが、全体的にブードゥーの方が完成度が高いと感じました。
採点は7点ですが、8点にかなり近い出来で素晴らしいですね。
いやー面白かったです。ジュリアンみたいな探偵はあまり見ないので、新鮮でした。キャラとしても面白い。
【作品名】 「ブードゥーチャイルド」 by 歌野晶午
【本格力】 ★★★☆☆
【驚愕度】 ★★☆☆☆
【論理力】 ★★★★☆
【文章力】 ★★★★☆
【物語性】 ★★★★☆
【独創性】 ★★★☆☆
【自己評】 7点
【備考欄】 序章を読んだ時のワクワク感は高く、HP仕立てってのも洒落てますね。
掲示板の殺伐度は、現実のインターネットよりも幾分か弱められている感じで、
いつの時代の出版かはわかりませんが、もう少し議論の中に荒らしなども入れて
かき回したら面白かったんじゃないでしょうか。
I/Oなんか酷い(褒め言葉で、ある意味けなし言葉)ですから。
真相は途中でわかりましたが、ほとんどの伏線が収束しているのがいいですね。
難点は、章の終りにある母親の語りがあまりにもわかりやすすぎることかな。
ちなみにテンションの浮き沈みは、
ブードゥーが最初あたりから最後まで好調をキープしているが、全体的に平板な道筋と言う感じ。
葉桜は読みはじめからいきなりテンションが下がり、ある地点で詐欺的な上昇を試みます。
読んでて楽しかったのは葉桜ですが、全体的にブードゥーの方が完成度が高いと感じました。
採点は7点ですが、8点にかなり近い出来で素晴らしいですね。
霧越邸殺人事件を読了。
評価方法を以下のスレを基にしたやり方で、根本的に練り直してみました。
【評価】ミステリ作品の評価を決めよう!【決定】
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1014895308/l50
【作品名】 「霧越邸殺人事件」 by 綾辻行人
【本格力】 ★★★☆☆
【驚愕度】 ★★★☆☆
【論理力】 ☆☆☆☆☆
【文章力】 ★★★☆☆
【物語性】 ★★★★☆
【独創性】 ★★★★★
【自己評】 7点
【備考欄】 マニアックな本格推理モノだと思って読んでたら、
最終的にとんでもない馬鹿ミスに落ち着きました。ダガソレガイイ(・∀・)!!
ちなみに論理力が何故0点なのかは、読めばわかります。
評価方法を以下のスレを基にしたやり方で、根本的に練り直してみました。
【評価】ミステリ作品の評価を決めよう!【決定】
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1014895308/l50
【作品名】 「霧越邸殺人事件」 by 綾辻行人
【本格力】 ★★★☆☆
【驚愕度】 ★★★☆☆
【論理力】 ☆☆☆☆☆
【文章力】 ★★★☆☆
【物語性】 ★★★★☆
【独創性】 ★★★★★
【自己評】 7点
【備考欄】 マニアックな本格推理モノだと思って読んでたら、
最終的にとんでもない馬鹿ミスに落ち着きました。ダガソレガイイ(・∀・)!!
ちなみに論理力が何故0点なのかは、読めばわかります。
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